気まぐれ写真館海外版

ソウルのコーナー(その2)


ココは、ソウルの写真を展示しています。


市街探索編

なんとかかんとかホテルにたどり着き、さっそくソウル市街へ繰り出しました。
まずはソウル一の繁華街、明洞からレポートです。


「明洞」

明洞繁華街 明洞ミリオレ スタバとか 微妙に変な
カーネル人形
明洞大聖堂 デリマンジュウ
PC房
INTERPLUS
INTERPLUS
店内
ゲーセンにて
豪血寺一族発見
なんか威張っ
てる赤信号

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<明洞>
というわけで、まず繰り出したのは明洞(ミョンドン)。
なんというか日本でいうと渋谷あたりの風情です。
時差ゼロのソウルは平日なのにもかかわらず、学生風の若者が溢れんばかりに行き交っています。
最近できたというショッピングビル「ミリオレ」一階にはステージがあり、ちょうどアイドル(?)らしきグループの
公開中継らしき事をやっていて、群がった女学生の熱気でたいへんなことになっていました。
街並みはほんとまるっきり日本とかわりません。
スタバもあればマックもあればケンタッキーフライドチキンもあるで、ハングル語の看板がなければ日本の繁華街
と見分けがつきません。(でもKFCのカーネル人形はなんとなく変なのでした)
また、地下街が発達しているのも日本と同じで、地上と同じようにいろんなお店が並んでいました。
さすがに日本の観光客も多いらしく、よく見れば随所に日本語のチラシ等も張ってあるのですが、ちょっと気に
なったのは地下鉄明洞駅改札そばのデリマンジュウというお菓子のお店。
チラシの日本語だとずいぶんお客さんを逃がしていると思います。実はかなりお勧めなんですけどね。


<PC房>
明洞では現地でPC房(バン)と呼ばれるインターネットカフェにも行きました。
PC房はソウルの街中ならそれこそ至る所にあります。
だいたい雑居ビルの2階か3階あたりにあって、PCの数は十台前後。
私の入った店は2軒とも30分で700ウォンでしたからタダみたいなもんです。
ただ、インターネットカフェとはいうものの飲み物は自動販売機が置いてあるだけです。
どちらかというと一昔前の日本のゲームセンターみたいな感じです。
(もっと高級な店もあるのかもしれませんが)
無論ADSLの高速回線でインターネットが楽しめるのですが、現地の人たちはもっぱらゲームに使っていました。
ゲームの場合は遊びたいタイトルをカウンターで伝えると、店員がCD−ROMを持ってきてセットしてくれます。
オンライン対戦も盛んですが、ただ単にスタンドアロンで遊んでいる(らしい)人も多かったです。
ちょっとした情報を調べるのに寄って行く学生もいて、そんな時は店の人もお目こぼしでタダで使わせてあげている
様子でした。
問題はフォントが全てハングルだという点ですが、2軒目のPC房の店長さんは私が日本人だとわかると日本語
フォントに設定変更してくれたので、なんとかココも含めた日本のホームページへの掲示板への書き込みができ
ました。
そこの店長さんは親切な上にカタコトの英語が話せたので、私も怪しいカタコト英語を動員して会話してみました。
さすがにPC房の店長をやっているだけあってなかなかのデジタルオタクで、デジカメ談義等でかなり盛り上がって
しまいました。
Optio430を見せると「いくらだ?]と聞くので80万ウォンだと言うと目を剥いていました。
どうやら高すぎるということのようでしたが、今考えると日本円と勘違いしていたのかもしれません。
日本のデジカメはバカ高いと思われていなければ良いのですが。
その後、サッカーやガンアクションなど店長さんに勧められるままにゲームをやってみましたが、さすがプロゲーマー
のいる国だけあって難易度が半端ではなく、いずれも瞬殺(というか表記がハングルなのでよくわからん)。
電脳ヲタクの面子にかけて相当頑張ったのですが、店長の失笑を買うばかりでした。
なんだかんだで随分長居してしまったのですが、PC房INTERPLUSの店長さん楽しいひと時をありがとう。


「南大門、東大門。そしてカルビとアカスリ」

南大門 南大門市場
夜の雑踏
車で人が
通れません
靴屋が数百軒 東大門 地下鉄
東大門駅
カルビショップ カルビその1 ビビン冷麺 サウナ天地然 カルビその2 札束

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<南大門、東大門>
続いてレポートするのは、「無いものはない」街、南大門(ナンデムン)&東大門(トンデムン)です。
ここではひと括りにしてしまっていますが、文字どおりソウル市街の南(というか中央部)と東に位置し、共に買い物
天国ながら南大門は食と生活雑貨、東大門はファッションというジャンル分けがされています。
どちらもとにかく上野のアメ横をタテヨコに数倍にしたものだと思えば間違いなくて、とにかくその店数と物量に
圧倒されます。
タテヨコというのは、商店街的に網の目のように広がる店と屋台に加えて中身全部小売店というバカでかいビルが
数本建っているからで、とてもじゃありませんが一日二日で廻れるものじゃありません。
向こうは物価が安くて贅沢品以外はなんでもかんでもちょうど日本の半分で買うことができます。
韓国ウォンはだいたい10ウォン=1円だと思っていれば間違いないのですごくわかり易いのがありがたいです。
わかり易いのですが、お札は最大でも一万ウォン(日本円で千円)札しかないので、5万円も両替すると凄い札束
を持ち歩くことになります。
ホテルでずらっと並べて悦に入る分には罪はないのですが、別にお金持ちになったわけではないので気が大きく
なってバカな買い物をしないように注意が必要です。
さすがに価格表示はハングルじゃなくてアラビア数字なので、言葉がわからなくても買い物だけはあまり不自由
なく楽しめます。
なにしろ目につくもの全部安いので、靴下とかYシャツとか「よく考えたら日本でも普通に買えるやんけ」という
品物をいつの間にか買い込んでしまっている買い物天国ぶりです。これこそソウルの魔力
ファッション中心の東大門に至っては街そのものが24時間営業なので徹夜で買い物が楽しめます。
(いや、さすがに私はそこまではやりませんでしたが)
観光客が多いせいか日本語の通じる店もそこそこあって、お土産を買い込むにはもってこいだと思います。
(空港の免税店で買うとむちゃくちゃ高いですし)
ちなみに、ある程度値の張る商品(例えば朝鮮人参とか)は値引き交渉が有効なのですが、言葉が通じようと
通じまいと帰るふりという必殺技はだいたい有効で、平均して言い値の2/3くらいには下がる感じでした。
ってことは最初は平均して1.5倍増しで吹っかけてるってこと!?


<カルビグイ>
肝心要のカルビも勿論食べました。
現地でカルビ料理のことをカルビグイと言います。そのまんまですね。
日本では例の狂牛病騒ぎで牛肉が安くて助かるのですが、ソウルではぜんぜん騒ぎになっている様子は
ありません。
2泊3日で2晩続けてカルビ食ったわけですが、肉そのものはまあ和牛の素晴らしさを再認識する程度の物
なんですが、味付けが抜群にいいので食って食って食いまくってしまいました。
また副菜がいやというほど出てくる上に食べ切るとどんどんおかわりを持ってくるので、普通の人ならそれだけ
でもお腹いっぱいになること請け合いです。
本場のキムチはなんというか本当に美味しいので、この無制限副菜攻撃はとても幸せな気分にさせてくれます。
唯一の落とし穴が初日に食ったビビン冷麺。
どうせならビビンと名の付くものを食ってみようと頼んだのが運のつき、その辛さたるや器をかき混ぜただけで
目が痛くなる
という強烈ぶりで、完食したのは大和魂以外の何ものでもありませんでした。


<あかすり>
そしてカルビと並んでもうひとつのソウルの楽しみは「あかすり」。
高級ホテルだと付属のサウナであかすりサービスをやっているそうなのですが、宿泊先のニューオリエンタル
ホテルはリーズナブルな価格設定なので、その手のサービスがありません。
いきおい街中の公衆浴場をあたることになるのですが、私が見つけたのは明洞の「天地然」というサウナ。
ここは街の一角のビルの地下に降りていくのですが、見た目の胡散臭さに反して意外と安心かつ清潔で、女性
にもお勧めできるお店でした。
(現に日本の観光客も結構来るようで、出張中らしきサラリーマン風のおじさんなんぞの日本語を耳にしました)
さて、私が日本人だとわかると日本語の得意なお兄ちゃんが現れて、店のシステムの説明をしてくれます。
あかすりの基本メニューが45,000ウォン(た、高い)で、あと足つぼマッサージや顔面パック等のオプションが
あります。
それにしても店員のお兄ちゃんの日本語が異様に上手いので「日本語上手いですね」と言ったら「よく言われます。
というか日本人です。」っておまえ日本人かよ。
聞けば遊んでるうちに資金が足りなくなってバイトしているとのこと。
こういう逞しい若者が居る限り日本は大丈夫でしょう。
あかすりそのものは、最初に出てきたおじさんがどう見てもプロレスラーか軍人崩れのようなガタイなので
「殺されるんじゃないか?」と心配してたら、実際にやってくれたのは若い見習い君で痛くも痒くもありませんでした。
むしろ足つぼマッサージの方が凶悪で、やってくれるのが若い女性なので安心していたら、いきなり木の棒で
足の裏をグリグリ始めたので悶絶してしまいました。
その後ヤスリで足の裏をザリザリと削ってツルツルにしてくれるのですがこちらはなかなか気持ちよかったです。
ところで、帰国後の話ですが背中に強烈な痒みを伴うジンマシン様のものができて2日ほど悩まされたのは
やはりあかすりのせいなんでしょうか?


以下、次号にて


次回予告、「観光編(汝矣島、景福宮他)




「ソウル」 成田空港より、飛行機で約2.5時間。
仁川空港からソウル市街へは高速バスで1時間くらい。


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