東京タワーのコーナー



ココは、日本一有名な電波塔、東京タワーの写真を展示しています。


私は高いところが好きです。高所恐怖症のくせに好きです。
旅先に行くと必ず先っぽ(何とか岬とか)と高いところ(何とか山とか何とか塔など)を訪れます。
煙となんとやらは高いところが好きといいますが、実に的を得た格言といえるのではないでしょうか。
転勤で東京住まいになってはや一年、ついに念願の東京タワーに行くことができましたので嬉しがって写真館に載っけてしまいました。

電波の集まるところは空間が不安定になるそうですが、さもありなんという不思議スポット満載の場所でしたよ。



電波塔

たわー たわー2 えれべーたーほーる おみやげ おだいば なまず
333mの勇姿 下からのぞく エレベーター
ホール
とにかく東京
タワーなお土産
御台場を望む なまず君
じんじゃ すしずめ のっぽん そふと はりがみ
なぜか神社 すし詰め
エレベーター
マスコット ソフトもノッポ 600段あります

小さい写真をクリックすると大きな写真になります

まずは登ってみましょう。
とりあえずは3基あるエレベーターで地上150mの大展望台へ。
ここはなかなか広くていろんなコーナーがあります。
なぜか森永と明治が隣り合って出してる飲食コーナーとか、とにかく東京タワーな土産物屋とか、神社とか、なまずとか。
なまずはでかい水槽に一匹だけ飼われているのですが、売店のおばちゃんが「騒いだら(地震がくるので)お客さんに逃げてもらうために飼ってるんだよ。」とか言ってたけど、それしゃれなりません
ここで景色を楽しんでも良いのですが、やはり上の展望台を極めてこそ東京タワーに登ったといえるでしょう。
別料金600円を払い、地上250mの特別展望台へのエレベーター向かいます。
相当並んで待たされてようやくエレベーターがやってきました。並んでたわけがわかりました。
なんと、特別展望台へのエレベーターは定員11名の小さなエレベーターが一基しかありません。
そのエレベーターに15人ほど詰め込んで発進。怖いです

特別展望台はさすがに地上250mだけあって眺めは抜群ですが、狭いので人ごみで自由に動けません。
タワーもここまでくるとさすがに骨組みも細くなっているので、「こんなに人が乗ったら折れるんじゃないのか?」
とか考えるとあまり窓側に近づきたくありません。
降りのエレベーターを待つこと30分、ようやく大展望台に降りてきたときには生き返った心地でした。

そのまま降りのエレベーターで降りれば良かったのですが、ふと目に付いたのが下り階段。
「体調の悪い方は....」「途中でエレベーターに乗ることはできません」「階段は600段あります」と、挑発的な文句が並ぶ中を年甲斐もなく挑戦するつもりになったのが誤りでした。
ひたすら、ただひたすら同じような鉄階段をズンズンと降りていくのですが、真夏の暑いさなかにこんなことやってる馬鹿は他にいないとみえてまったく人と会いません。
ようやく降りきった時には体力の88%程度をもっていかれてしまいましたが、ふとみると「本日昇り階段は閉鎖です」との張り紙が。
金払ってそんなことやる酔狂な人は登山家くらいだと思います。


その他の施設

ろう人形館 はりうっど 偉い人たち あくしゅみ かお すいぞくかん
ろう人形館 ここはハリウッド 偉い人たち 悪趣味の館 顔、顔、顔 水族館
くいず だましえ おくじょうゆうえん おみやげや へんなおみやげ ぞおじょうじ
クイズこれは
なんでしょう?
だまし絵 屋上遊園地 お土産屋さんが
いっぱい
こんなんばっか 増上寺&タワー


小さい写真をクリックすると大きな写真になります

東京タワーはただ単に333mの電波塔というだけではありません。
ここは東京が世界に誇る一大エンターテイメントエリアであり、かつ、電波の集う不思議空間なのです。

まず、東京タワー名物として名高いろう人形館に入ってみます。
いますいます、古今東西の有名人たちが。なぜか日本人がいませんが。
唯一の日本人が東京タワーの創設者前田久吉翁
まさに栄えある日本人代表なわけですが、前田氏(故人)はこの栄誉を非常に迷惑に思っているような気がしてなりません。
とにかくその人選は、世界のリーダー達、ハリウッドの名優達あたりはよしとして、ロックミュージシャンと最後の晩餐と中世拷問の館というのはどういう基準なんでしょうか。
他には顔だけを積んである棚という実にシュールなものもあります。

次に水族館に入ってみます。
ここは世界のお魚(主にあまり動かない=広い水槽の要らない)を集めたという管理コストの安そうな...いや、ユニークな視点の水族館です。
さらにユニークなのは、展示してある魚達の多くに値段が表示されていて、お持ち帰りができるというコンビニエンスなところです。
受付付近には水槽や「淡水魚の飼い方」などといった関連書籍も多数販売されているので、東京タワー登頂記念にグッピーなど買って帰るのもよいかもしれません。

他にも「トリックアートシアター(だまし絵)」とか「屋上ゆうえんち」とか「政府広報展示室」いった、チープでキッチュなコーナーが多数ありますので、たっぷりとだらけた休日を楽しむことができます。

そして東京タワーが誇るのが巨大な土産物街。
そこには日本中のへんてこグッズを集めたとしか思えない土産物屋さんが、多数軒を連ねています。
東京タワーがはとバス観光のメインコースになっていることを考えると、東京(日本)のへんてこさを世界に向けて発信している一大拠点と言えなくもありませんが、土産物屋のおばちゃんたちは皆さんとっても味があって良い感じです。
ここにいると心なしか「過ぎ去りし良き昭和の時代」を感じることができるのは私だけでしょうか。


世界に冠たる電波塔、東京タワー。
意外な楽しさ満載のこの不思議空間を、皆さんも訪れてみませんか?


夜景対決。本家電波塔とクリスマスの東京タワー

本家電波塔1 本家電波塔2 本家電波塔
最上階
本家電波塔
2階
東京タワー
夜景その
1
東京タワー
ライトダウン
東京タワー
Xmasハート
ハートな
第1展望台
夜景その2


小さい写真をクリックすると大きな写真になります

東京タワーのお手本がパリのエッフェル塔だというのは有名な話です。
東京タワーの高さ333mというのも、エッフェル塔の312m(現在はアンテナを増設して324m)を少しでも超えたいってとこからきたものでしょう。
昼の電波塔も威風堂々としていますが、夜の電波塔はライトアップされてまた別の姿を見せます。
とういうわけで、仏日電波塔夜景比べ。
なにせ向こうは1889年建造の大先輩ですから、100年以上の歴史の風格が漂っています。
パリっこに言わせれば東京タワーなんて赤くて無機質で無粋らしいんですが、いやいや、夜の東京にはそれなりに映えてると思いますよ。
なぜかフランスと日本は新幹線もそうですが、妙なところで対抗意識があるのかもしれません。
でもお互い本当の世界一にはなれないところが悲しいところですね。

最近の東京タワーは夜のラブラブスポットになってまして、クリスマスともなるとタワー側もイルミネーションに凝ったイベントを行ったりして雰囲気を盛り上げてくれます。
第一展望台に浮かぶハートマークはエッフェル塔では考えられない演出でしょうが、日本人のフレキシブルな気質をよく表していると思います。



「東京タワー」東京都営地下鉄三田線御成門駅下車、徒歩10分
JR東京駅他から「はとバス」が運行中


写真館入り口に戻る

インデックス画面に戻る