気まぐれ写真館海外版

トルコのコーナー(その4)


ココは、トルコの写真を展示しています。



石灰棚その1 石灰棚その2 石灰棚その3 ヒエロポリス お墓 謎の布切れ
休憩所の店先 芥子の実
アイス
杏ジュース 踊る僧侶? メブラーナ
博物館
預言者の遺物
棺桶? 隊商宿跡
その1
隊商宿跡
その2
偽物 ラクダと ホテル
アタマン
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<パムッカレ>
4日目。
今日は早朝から世界遺産の石灰棚観光です。
岩肌を流れる石灰水が侵食&堆積して出来たその景観は、段々畑に雪が積もったみたいというか
生クリームたっぷりのケーキみたいというか、まあ奇観です。
鍾乳洞で似たような景色を見た事はあるのですが、開けた屋外にあり圧倒的に規模がでかいのと
何よりあたり一面真っ白いのがなんとも不思議な感じです。
これでも以前に比べるとずいぶん黒ずんでしまったそうで、景観保護のために進入禁止区域も多くなって
います。
また、昔はここで温泉に浸かることも出来たらしいんですが、現在は裸足で岩の上を歩かされます。
岩の上を流れている水は温泉なので生温かいのはよいのですが、なにしろ石灰棚の岩肌は滑りやすくて
足元がおぼつきません。
特にデジカメを4台も持ち歩いている人間にとっては結構な難関でした。

石灰棚のあとはすぐそばの遺跡、ヒエロポリスへ。
ここは散在するお墓と列柱の残る大通り跡が特徴...なんですが、土産物の売り子がうるさいのなんの。
お守りやら刺繍入りの布切れやらを、でたらめな値段で売りつけます売りつけます。
勢いに負けてつい謎の布切れをたくさん買ってしまいましたが(だって最初の言い値の1/3になっちゃうんだもん)
帰国してから「これ何だろう?」と首を傾げることしきり。
まったくもってトルコっぽくもなんともない代物なのでお土産に配るわけにもいかずいまだに持て余しています。
鍋敷きかなにかかなあ...。
あ、遺跡もよかったですよ。たぶん。


<コンヤ〜カッパドキア>
その後、バスは長駆して内陸部のコンヤへ向かいます。
たぶん、今日の移動距離は今回の旅程中最長で、早朝、パムッカレで足だけ温泉に浸かった後は、
ほとんど歩くことも無く、ひたすらひたすらひたすらバス移動。
途中何度か休憩を挟んで、芥子の実アイスを食べたり杏ジュースを飲んだりもしたんですが、あとはとにかく
バス移動。
地平線まで続くオリーブ畑とか地平線まで続くひまわり畑とか地平線まで続く何もない平原とかの景色を楽しむ
のにもそろそろ飽きてきたので、バスに乗ると寝るモードに入り始めました。
幸い運転手のムスタファの運転は安心感抜群なので、安眠に何の妨げもありません。
たぶん、一日の睡眠時間は12時間以上で、今思えば、日本にいるときでは考えられないような贅沢な
時間の過ごし方だったなぁ。

何度かの休憩(と睡眠)の後、バスはコンヤのメブラーナ博物館に到着。
ここは寺院を改装した博物館で、イスラムの歴史的な宝物を展示されていて、預言者マホメットの髭だか
髪の毛だかが収められた銀の箱なんてものが置いてあったりします。
あと、祭壇の前にカマボコ状の大きな箱の上に帽子の様なものの乗っかったのがたくさん置いてあったのですが、
メフメットの詳細解説を聴いていないので、なんなのかわからずじまい。
賽銭箱にしては数が多すぎるので、あれはやっぱり棺桶だったのだろうか?ふーむ。

コンヤからカッパドキアに向かう途中で昔の隊商宿跡に立ち寄りました。
大きな門といいアーチの並ぶ回廊といい、いかにも旅の拠点(HP回復しとくぜみたいな)といった趣です。
手すりも何もない崩れかけの建物の屋根を平気で歩き回るツアー仲間にハラハラさせられつつも、我々以外誰もいない
穴場的観光スポットでしばしの寛ぎタイム。
いや、寛ぐって意味ではずっと寛いでるんですが、どこ行っても観光客だらけのトルコにあっては、なんかほっと
させられる場所でした。
いや、たまたま空いてただけかもしれませんが。

長い長い移動の末、夕刻、ようやくカッパドキアに到着。
町の入り口にある偽物のキノコ岩に脱力しますが、徐々に姿を現した本物の奇岩の群れは凄ぇええええ。
ラクダに乗っての記念撮影の後、本日の宿泊先洞窟ホテル「アタマン」に入ります。
そして、洞窟ホテルの夜は....


以下、次号。


次回予告、「カッパドキア〜アンカラ」




「トルコ」 アタチュルク国際空港まで成田から、飛行機でえーっと、13時間くらいかな?
(タシケント経由トランジットだったんでよくわからんです)


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