IXYDIGITAL300レポート


(撮影はPSP90)



2001年6月、メイン機がPSP90になったのを機に、携帯機も買い換えることにしました。
常時携帯用ですから小さくて軽いのが良いのはもちろんですが、使い勝手のよさも重要な要素です。
いろいろ悩んだ末、メイン機と同じキャノンのIXYDIGITAL300にしました。
「なんだよー、売れ線じゃないかよー、つまんねえーー」とかお思いでしょうが、いっつもいっつもマイナー路線ばかりでは疲れます。
かくしてメインもサブもCanonになってしまった私。
(COOLPIX995という半端機種しか出せなかった最愛のNikonさん、しばしさようなら)
さて、現在サイバーショットP1に次ぐ売れ筋であるIXYDIGITALの実力は如何程のものでしょうか?


<本体写真>
・IXIDIGITAL300本体

本体は実にコンパクトです。といっても200程ではありませんが。
でもこれで光学3倍ズーム、211万画素というんだから立派。
ちなみにお約束の大きさ比較はこのとおり。
前面比較
見てのとおり、タバコ箱より一回り大きい程度ですが、重さはけっこうズシリとあります。
ポケットへの常時携帯は慣れないとちと辛いかも。
ちなみに厚みもタバコ箱よりちょっと厚い程度です。
側面比較

・IXYDIGITAL300背面

ちょっとボタンが小さくてせせこましいですが、わかりやすいインタフェースです。
液晶ディスプレイの視認性はそれなりですが、マルチーズDSC−SX150のようにガラスカバーされていないので、耐久性に不安が残ります。

・コンパクトフラッシュ挿入口

出し入れしやすい、なかなかしっかりした造りです。
残念ながらType1しか使えないため、マイクロドライブ等は非対応です。
(もっとも対応してても電池が持ちそうにないですが)

・底面バッテリー挿入部

全身メタリックでなかなか高級感溢れるIXYDIGITAL300ですが、残念なのがバッテリー挿入部。
なぜかふたの一部がゴムのヘラ状になっていて、それを引っ張ることでフタを開けます。
なんだかしばらく使っているとゴムがへたって切れてしまいそうな感じでイヤンです。
バッテリーは独自仕様のの小型リチウムイオン。ちょっと本気で写しまくっているとたちまち切れます。
こいつは大きな弱点です。
バッテリー

・光学3倍ズームレンズ

電源ONで沈胴レンズ部がせり出すとともにレンズバリアーが開きます。
持ち歩くにはなかなか便利な仕様ですし、なにより「キュイーーン」という起動音がかっこいいです。
私はこういうギミックに弱いので、これで買ったと言っても過言ではありません(バカ)。
レンズ部拡大

さて、撮影画像はどうかという話がまったく出てこないのは、デジカメレビューとしてはどうかと思いますので、いちおう参考にならないサンプル画像をおいておきます。
とりあえず、あまり暗いところに強いデジカメではなさそうです。

ラーメン(室内)
恐竜(室内マクロ寄り)
深夜の東京駅(屋外暗所)

・ソフトカバーケース

さて、キャノンのデジカメには専用のソフトカバーケースが(別売ですが)あります。
こいつがなかなか統一されたイメージでかっこいいので、ついPSP90ISとお揃いで購入してしまいました。
ブランド品を揃えたがる女性の気持ちが少しわかるようなわからないような(苦笑)

<感想>
撮影画像については可もなく不可もなくといった感じでしょうか。
残念ながら「このコンパクトさでE950並の画質を実現」とまではいきませんでしたが、原色フィルターの鮮やかな色作りはE950では見られなかったものです。
なにより携帯性のよさと質感という「持ち歩くアイテム」としての満足度は高いです。
操作も簡単で女性にもお勧めできるデジカメのひとつです。
あとは電池さえ長持ちすればなあ。


2001年6月



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