東京ゲームショウ’99秋のコーナー

(お詫び)
すいません、ゲームショウで張りきりすぎたのか風邪引いてダウンしてしまいました。
その影響で写真の掲載が大幅に遅れてしまいました。
ようやく全部の写真にリンク繋げました。
(1999年9月24日:館長)


ココは、9月17,18,19日に開催された東京ゲームショウ99秋の写真を置いてあります。
(写真は17日のものです)



文章中のキーワードをクリックすると写真に跳びます


とりあえずプレステ2

世界最大のコンシューマゲームの祭典、東京ゲームショウがこの秋も幕張にやってきました。
今回は、さるお得意様のご好意で17日のプレス日用の特別招待券を入手できたので、会社休んで幕張に登場しました。
なんといっても招待日ですから、一般入場だった春のように4時間も並んだりせずにゆっくりと見回る事ができるだろうというわけで、10時の開場にあわせてゆっくりとメッセに到着しました。
が...考えが甘かったです。
既にゲート前には長蛇の列。「何ゆえこんなにいっぱい人がいるの?しかも学生ばっかりじゃん。」と思ったら、ほとんどがゲーム学校の生徒達でした。
授業の一環なのかさぼってやってきたのかはわかりませんが、○○ゲームスクールの名札を下げた若者がうじゃらうじゃら。
どうも業界関係者があちこちのゲームスクールにばら撒いたようです。一気にありがたみを失う特別招待券。
(とはいえ、待ち時間15分程度で入れたのですから感謝感謝)


<SONYブースは大騒ぎ>
今回の目玉はなんといってもプレステ2
ゲームショウ開催を見計らったかのような発売日&希望小売価格の発表(2000年3月4日、¥39,800)の効果もあり、来場者ほぼ全員のお目当てはSONYブースだったようです。
私ももちろん真っ先に駆けつけました。
そのSONYブースでは、なんか匂い付きのスモークを出しまくりながら、大画面&大音響でプレステ2の映像を流しまくってました。(鉄拳TAGグランツーリスモ2000
しばしその美麗映像にみとれた後、ふと隣のコーナーを見ると件のプレステ2がガラスケースに守られて鎮座しておられました。
ようやくプレステ2を間近に見る事ができたわけですが、実物はなかなかスタイリッシュでカッコいいです。
直線的なその筐体はなんだかパソコンにより近いフォルムで、単なるゲーム機じゃないぞというSONYの意気込みが伝わってくるようでした。
さらに実演コーナーでは鉄拳TAGのデモプレイが行われていました。
「おお、ゲーセンの鉄拳TAGより数千倍綺麗だぞぉ。おお、背景までフルポリゴンかぁ。おお、なんかギャラリーがいっぱいいるぞ。おお、しかもギャラリーもポリゴンで動きまくってるぞ。」ってな感じで凄いです。
(こっちはプレステ2ではなく開発機で動いていたようですが)
対戦プレイもできたんですが、プレイした感じは「うむ、よくできてる」という印象です。
まあ、CGが美麗になったからといって、プレイ感覚が劇的に変わるもんじゃないですよね。

残念だったのはプレステ2のグラフィック機能ばかりが前面に押し出されていたこと。
プレステ2は確かにエモーションエンジン&超高性能GSの威力で、素晴らしい3D映像を実現したのですが、パソコン屋の私にとってはi.LINKやUSBやPCカードスロットの搭載の方が脅威な訳です。
まだ未完成だということなんでしょうが、ウソでもいいからUSBポートにプリンタ繋ぐとか、i.LINKにハードディスク繋ぐとかしてみせて欲しかったです。

無論プレステ2の展示だけではなくて、ステージではクラッシュバンデグーのレースコンテストとかのイベントが行われてましたが、プレステのマルチタップが抜けちゃったりして大笑いさせてくれました。
着ぐるみの大きな手でパッドを操るのは至難の技のようです。

また、ある一角ではポケステの単語辞書というカンニングにもってこいのソフトを紹介。面白い発想ですが、いかんせん入力が鬼の様にやりづらいっす。
なによりとりあえず、ポケステそのものをガンガン出荷するのが先決だと思います。


<SEGAは地味地味>
さて、プレステの当面の対抗馬たるDreamcastのSEGAブースですが、前回同様DJ様の濃い外人のナレーションとお姉ちゃんのダンスに乗せて、ドリキャスの新作ソフトの紹介をやってました。
ソフトではシェンムーに期待してたんですが、話題作の割にはあまり大きな扱いではなく、なぜかバイクとフォークリフト(おっさん付き)が置いてあるだけ。
あとはD2の特設シアターとかありましたけど、これだけ発売遅れていまさらって気もしないではありません。
一応シアター観ましたけど、今となってはさして綺麗なCGってわけでもないし〜。D2パスかな〜。
(個人的に飯○氏が気に入らんせいもありますが)

全体にSEGAブースはプレステ2フィーバーに押されて地味な存在になってしまっていました。
個人的にはドリキャスのパフォーマンスは捨てたもんじゃないと思ってるんですがねえ。


<各社ショートレポ>
2大ハードメーカー以外の各メーカー、ソフトハウスは、例によってショートレポ!!
○プレステ2用のビッグタイトル、鉄拳TAGとリッジレーサーがメインのNAMCO(やはりNAMCOの参入如何がコンシューマゲーム機の趨勢を決めるのでしょうか)
○我が愛するCAPCOM(バイオ3がメイン。JoJoもあるぞ。イベントコーナーでは岡本氏はじめ豪華メンバーが勢ぞろい。
○ときめも2と音楽ゲーのKONAMIときめも2はちゃんと自分の名前を呼んでくれました)
ジオンの系譜に期待のバンダイ(プレステ版ギレンの野望ですね。遂に第3勢力としてガ○マが..)
○大作が途切れることのないSQUARE(やっぱりCRONOCROSSでしょう。ミントちゃんかわいい)
○キンター99とかネオジオポケットのSNK(新作クーデルカはバイオ系のゲームっぽいですがムービーが美麗)
デッドオアアライブ2がマジで凄いテクモ。(単なる乳揺れ格闘ゲーじゃありません)
ドラクエ7がようやくお披露目になったENIX。(個人的にはゲームボーイ版ドラクエ1、2に期待です)
Microsoftもゲーム専用機に負けじと、かなり大きなブースを構えてWindows用ゲームを多数出展。


<物販コーナー>
今回も物販コーナーは多数出店されて盛況でした。
きっと一般入場日には、こなみるくあたりは2時間待ちとかなるんでしょう。
○こなみるくの等身大ときめもフィギュアに対抗して(?)、SNKは等身大ナコルルだ。
○むろん売り子もコスプレしてます。
今回CAPCOMはいまいちだったので、お土産にはNAMCOの「鉄拳ドリンク」を買ってきました。
(展示のひなたフィギュアがなかなか優れものだったのですが売ってなかった)

<その他もろもろ>
その他、目に付いたのはこんなとこです。
○今回お姉ちゃんが少ないなあと思ってたら、突如大量の女の子が沸いて出たNAMCOブース。お色気路線から方針転換か?
○相変わらず本ブースのさみしいコンパイル。新作は音楽ゲー?(オイオイ)。ぷよまん本舗は元気なんですが...
○いきなりデコトラ持ちこんじゃうセンスがぶっ飛んでるTYO
プロ雀士小島プロを囲んで4人打ち。なんか異様な雰囲気。
○プレステ2用の新作、「決戦」が発表されたKOEI。女武者が実にアンマッチ。
○メインゲート横にド派手なブースを構えるNTTDoCoMo。巨大独占企業が遂にゲーム業界にも魔手を伸ばすのか。
○あるだけの文化放送ブース(一般日には稼動するのでしょう)
○なんとなくその一角だけほっとする雰囲気のTOMYブースのラーメン橋
○メインステージで行われていたコンパニオンコスチュームコンテスト。なんとも狙い過ぎの企画ですねえ。


<闘い終わって>
今回は結局閉場寸前まで会場にいたのですが、17時過ぎに引き上げようとしたら既にメッセのゲート前には徹夜組が陣取っていました。
そこまでやるか?
(いや、私も学生時代ならやってたかもしれんです(苦笑))


以上、駆け足のレポートでした。
とにかく来年3月4日が楽しみです。


※ちなみに幕張から戻った夜から風邪引いてダウンしてしまいました。
おかげでレポート作成が大幅遅れ〜
体力の減衰をとみに感じる今日この頃です。


「幕張メッセ」 JR京葉線海浜幕張駅下車、徒歩5分



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