(小ネタ)浅草三社祭

(仲見世にて)

最近すっかりお気に入りスポットの浅草界隈。
今回は三社祭に出かけてみました。



たぶん夏のサンバカーニバルと並んで浅草最大のイベントである三社祭。
その由来は、たぶんWebで探せばどこにでも転がっているのであえて紹介はしませんが(←横着)
とにかく東京に住んでるからには一度行ってみたいお祭りでした。
で、祭りの最終日である日曜日に出かけてみたわけですが...いや、想像以上の人出でした。
(凄い人混み)

まあ東京屈指の観光地ですから、普段から休日ともなるとかなりの賑わいを見せる街ではあるのですが
なんというか普段の3倍増しくらいの人混みで芋の子洗ってます。
その芋の子が神輿の動きと連動して街中をうぞうぞと動き回る様は、空から見ればかなり愉快そうです。
が、地上にいると身動き取れないというか、実に写真撮影に不向きな状態です。
今回、新鋭機D2Xの本格稼動としては絶好のイベントということもあり、かなりの重装備で出かけたのですが、
三脚の使用は早々に諦めたのは当然として、80−400VRの望遠なんか装着するとバキバキと見物客の
頭を直撃しまくるので、危険でとても構えられません。
重い思いして持参した大砲をしまい込み、24−120VRで身軽になって、いざ再参戦です。

(地元スポンサー提灯)
(歩行天雷門通り)
身軽になって見物客の一員として加わると、俄然気分も乗ってきました。
仲見世の賑わいはいつもなんですが、周りの商店街も含めて街じゅうが祭り一色になるのはいい感じです。
大通りにあたる雷門通りが歩行者天国になってるので、ことさら開放感があって雰囲気を盛り上げています。
無論、外人比率も異様に高くて、みんな原住民の不思議な祭りを興味深そうに観察しています。

(雷門)
(狭いんですけど,,,)
なんかせっかくの祭りなのに浅草寺のシンボルたる雷門の提灯が畳んであるなあと思ったら、寺の境内に
神輿を入れるためでした。(当たっちゃいますからね)
仲見世の低い軒先に擦りそうになりながら、群集を掻き分けて神輿が突入してきます。
なかなかの迫力なんですが、迫力がありすぎて自分も揉みくちゃにされてしまい、写真どころじゃありません。

(とっても威勢いいです)
女性もえいやえいやと神輿を担ぎます。
かなり重いと思うんですが、みんなとっても楽しそう。
ただ、油断して担ぎ続けてると肩が擦りむけてえらいことになるそうで、頻繁に交代していました。
(子供神輿)
子供神輿だけでも何基出てるのかわからないくらいあるので、たぶん地元の子供達はこうやって幼少の頃
から英才教育を施されて担ぎ手として育っていくのだろうなあと思いました。
(遠目に)
なんか通りの向こうが大騒ぎになってるなあと思ったら、神輿の上で紋々散りばめた方が舞ってました。
外人さん大喜び。日本人微妙に引き気味。
(ちと怖いので写真は遠目のやつを)


とても盛り上がったお祭りで浅草の庶民パワーを感じましたが、これでも随分と担ぎ手が減っているそうで、
町外からの応援組が混じって担いだりしている神輿もあったりするんだそうです。
こういう楽しいお祭りはずっと残していきたいものですよね。
(神輿は行く)


(2005年5月)



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