COOLPIX950、暗いところの撮影に挑戦


デジカメで夜景を撮りたい、あるいは暗い室内で撮影したい、なんて時ありますよね。
私はカメラはデジカメから入った人間でして、そもそも普通のカメラ撮影からして全然素人なんで、「露出がどうした」とか「シャッタースピードがどう」とかいうのはさっぱりわからないんですが、とりあえず経験上次の二点は習得していました。
1.「暗いところでは上手く写らない」
2.「暗いところでは必ずしもフラッシュを焚けば良いというものでもない」
(我ながらひどい話ですね。とほほ)

で、E950になって新しく付いた機能に「感度変更モード」っていうのがあって、聞くところによるとこれで撮影感度を高くセットすると暗いところでも被写体を明るく写せるって言うじゃありませんか。
以前、デジカメ持って東京ベイエリアの夜景を撮りに行き、フラッシュ焚きまくったあげく結局1枚もまともに写せなかった過去を持つ私としては、早速「暗いところ撮影」の実験に取り掛かったのでした。

ってわけでまず近くの神社で実験。
撮影場所は右手に裸電球がかすかに灯った神社入り口鳥居前。時刻は午後11時頃。
不審人物以外の何者でもありません。
暗さは新聞の見出しがなんとか見える程度で、モード切り替えの度に裸電球の下に行ってゴソゴソやったりして、更に不審度を増してました。

最初にオートモード(A−REC)でフラッシュ焚いての撮影
なかなか不気味なものがありますが、まあそれなりには写ってます。
狭い範囲の撮影なのでE950標準のパワフルとはいえないフラッシュでも一応効いているようです。
続いてA−RECでフラッシュ焚かないでの撮影
なんともおどろおどろしいじゃありませんか。これではホラーゲームの世界ですね。
そもそもこれだけ見せられたのでは何が写っているのかサッパリわかりません。
最後にマニュアルモード(M−REC)で撮影感度を+2.0(最高)にセットしての撮影
多少画質が荒くなってますが、写ってることは写ってます。
現場の雰囲気的にはこれが一番近いかもしれません。

※ちなみに画像は全て、PCに取り込み後ガンマ補正で一番マシに見える明るさに加工していますので、ご了承ください。ブラウザー環境によってはこれでも暗くてよく見えないかもしれませんね。
(撮影したそのままのデータでは、暗すぎて何が写っているのかわからない状態でした)


今度は駅前のロータリーで撮ってみました。
時間は午後8時頃。
駅前ですからネオンとかあって、人間の目には結構明るいように見えるのですがデジカメにはどうなんでしょうか?

まずA−RECでフラッシュ焚いての撮影
...暗くてお話になりません。
これでもかなり補正しているのですが、これだけ広い範囲ではフラッシュも拡散して意味を成さないようです。
続いてM−RECで撮影感度を+2.0にしての撮影
ブレてますが、けっこう明るく写っています。
この写真のみ、PC取り込み後の補正はほとんどかけていません。(サイズ縮小のみ)
手ブレしないように三脚据えて撮れば、結構イイ線行くんじゃないでしょうか。



実験の結果はこんな感じでした。
どうやら、感度変更モード&三脚を使えば夜景も綺麗に撮ることができそうです。
よし、今度こそバッチリと夜のレインボーブリッジを撮影してやるぞ〜。

1999年6月15日  館長

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