COOLPIX950、テレコンレンズ装着

99年8月1日、ふと近くの「カメラのキタムラ」に寄ったら、レイノックスのテレコン(望遠)レンズを売ってました。
(E950本体は今だ品薄で「予約承ります」となっていましたが)
本来COOLPIX900用に作られたものですが、COOLPIX950でも使用可と書いてあったので買ってきてしまいました。
もともと光学3倍ズームのE950に1.8倍のこのテレコンレンズを使うとどうなるんでしょうか?
早速試してみましたのでレポートします。

まず心配だったのが、「どうやって装着するんだろう?」ということです。
箱には「取り付けは早くてかんたんワンタッチクイック方式!」なんて書いてあるんですが、あのすっきりしたE950のレンズ周りのどこに付けるのか疑問でした。
ところが、これは実に本当に「早くて簡単」で、バネ式の固定具でE950のレンズカバーの外周にはめるだけ。2秒で装着完了です。
レンズカバーとの接合部はスポンジで保護されているので傷もつきません。
しかも、テレコンレンズ自体にレンズカバーが付いている。
これはなんともお気楽な追加装備です。(テレコンレンズ装着面
普段E950と一緒に持ち歩いていて、「それ、気合入れてズームで撮るぜ」というときにサッと取り出して装着使用できそうな感じです。
おまけに、テレコンレンズを装着したE950はなかなか偉そうなのでした。

で、試し撮りしてみました。
「おお、デカイデカイ。被写体がデカイぞお。」
通常カメラって、最大ズームで撮ったつもりでも意外と寄れてないもんで、いまいち迫力に欠ける写真になりがちですよね。
たぶん人間の目って、視界が広いのと脳みそで補正かけてるんで、目に入ってきた以上に対象物を大きく記憶しちゃうんだと思います。
E950+テレコンレンズ装着時は3倍×1.8倍で、理論的にはズーム最大5.4倍になるわけで、実際これだけ倍率が高いとやはり迫力があります。
割と見たままのイメージに近い写真が撮れるんじゃないかと思います。

通常時とテレコン使用時の写り方比較その1

通常時とテレコン使用時の写り方比較その2


無論良いことばっかりじゃありません。
まず光学ファインダーが使えなくなります。
これは一眼レフじゃないからしょうがないですよね。
それから、テレコンレンズを付けたままワイド側にした場合、周辺部が黒く影になってしまいます。(カメラ用語で「ケラレ」って言うらしい)
これはこれで、なんか隠し撮りみたいで怪しくてよいですが。


価格の割にお手軽にズーム機能を強化できるので、このテレコンレンズ、意外と買いだと思いました。
(Nikon純正のテレコンレンズってどこにも売ってないし〜)


RAYNOX、Telephoto Conversion Lens、1.8x for Nikon COOLPIX900
(型番NCP−180)
希望小売価格は¥5,800、店頭価格は¥4,280でした。
箱&内容物

1999年8月1日  館長

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